お茶の間だより

おばさんの呟き

最近見た映画

録画消化してました。結構見たので簡単にメモ

「山猫」
「ベニスに死す」
ルキノ・ヴィスコンティの名作2つ。

昨年、NHKBS「世界のドキュメンタリー」で「ヴィスコンティVSフェリーニ」というドキュメンタリー番組を放映していて(この番組、他のもかなり面白いです。NHKBSで繰り返し放映されている)、同時代のイタリアで全く作風の異なる二人が人気を奪い合い、スタッフも取り合いして対決姿勢を取ってきたという内容。フェリーニの映画はいくつか見ていたけどヴィスコンティは未見だったので有名な2作が見られて嬉しい。フェリーニはカラフルな悪夢、ヴィスコンティは贅沢な自己陶酔という感じかな。これくらい古い映画だとなかなか放映されないけれど、もっとほかのも見たい!

ペギー・スーの結婚
バック・トゥ・ザ・フューチャー中年女版、60年代を舞台に愛情再発見のほのぼの良い話と見せかけてネタ満載爆笑モノ。この時期、この俳優じゃないとありえない映画じゃないだろうか。楽しかった!また見たいけど他のターナー主演作も見たくなる映画。

シックス・センス
私、これでやっとハーレイ・ジョエル・オスメント主演3大作品コンプ。これが一番良かったかな。彼の出演作だと「感動泣ける話」だと思いがちだけどこれはホラー映画でした。もちろん、いい話だけどオチに向かうのが唐突な感じ。もう公開されてだいぶ経つししょうがないかな。

ガタカ
1998年の未来SF物。宇宙飛行士を目指す主人公と言っても設定はレトロ色が強く、イーサン・ホークジュード・ロウの上質スーツ姿が男前で素晴らしい。遺伝子で人間の優劣や職業が決まってしまうのはアニメ「サイコパス」(こっちが後)がちょっと似てる。ハラハラさせられて最後の方にも仕掛けがあり見応えがあった。

スリーピー・ホロウ
監督ティム・バートン&主演ジョニー・デップの1本。この二人だと何を見ても「シザーハンズ」良かったなぁとなってしまうのはまだ色々見ていないからなんだろうか。ジョニー・デップはイケメンともセクシーとも全然思えないのは一番色男な時期の映画とかカリブの海賊連作を1つも見ていないからなんだろうか。でもこれは珍しくメイクもナチュラル(笑)でコスプレ度も低く素に近いジョニー・デップ、普通に面白くて魅力的だった。